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資金計画の能力とは!?

 

 

FXの新規注文は、《買い注文》《売り注文》の2種類があります。

 

ドルと円の取引では、円を売ってドルを買うことを買い注文、ドルを売って円を買うことを売り注文といいます。

 

更にこんな言い方もできます。

 

「ロングポジションを持って、値が上がったから手じまった」というような言い方です。

 

ロングポジションを持つというのは、ドルを買って売らないで持っている状態のことを指します。

 

この反対は、ショートポジションを持つと言い、逆の意味のことを言います。

 

また、手じまったとは、決済したことの意味を指します。

 

FX会社によっても異なりますが、100%の証拠金維持率を下回ると新規注文ができなくなります。

 

さらに、あるパーセントまで下がると勝手にロスカットされてしまうのです。

 

ロスカットとは、日本語で言えば損切りのことで、損失を確定してしまうことです。

 

ドルを買って、価格が上昇したら売ると利益が出ますが、その反対に価格が下落したら、損失になります。

 

しかし、損失になっても決済注文が約定しなければ、損失は確定していないわけです。

 

口座紹介の画面には、マイナスとなっていますけど、それから少し待てば、もしかしたら再び上昇するかもしれません。

 

その時に売れば利益になります。

 

なので、画面上でマイナスになっても、じっと上がるまで待つ人もいると思います。

 

しかし、私たちは、いつまでもまってもいいんですけど、FX会社としては、待ってもいい条件と待てない条件があるのです。

 

待てない条件は、証拠金維持率が数10パーセントまで下がった時です。

 

これもFX会社によって、このパーセントの数値は異なるのですが、通常の20~50%が多いようです。

 

証拠金維持率が低いということは、自分の資金が価格の変動によって目減りしているということを指します。

 

お金が足りないから、これ以上お金は貸してあげられないよ。

 

今もっているポジションをさっさと手じまって、不足分をどうにかしておくれと、言う意味です。

 

強制的にロスカットされることをマージンカットや自動ロスカットともいいます。

 

ポジションを持っていたいのに、勝手に決済されてしまうのを意地悪く思う方も多いと思います。

 

しかし、これって皆さんの資金を最低限守るための思いやりのルールなのです。

 

損失をこれ以上増やさないために、ロスカットをして現在の損失を確定しているのです。

 

FXでは資金を計画的に使う能力が勝率だけでなく損益の大きさをも左右します。

 

したがって、限られた資金をうまく分散して投資をすることが必要です。

 

そこで、最もしてはいけないことは自分の資金をすべて証拠金に使うことです。

 

資金を全額証拠金にするということは、リスクが大きいと思います。

 

自分の資金の内、どれだけ証拠金にまわすのか、ということも資金計画能力の1つの能力です。

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