プロトレーダーにも大人気!?「一目均衡表」とは?
一目均衡表とは 時間の流れを軸として、相場のバランスを重視している指標 です。日本人のトレーダーが、7年をかけて完成させ、現在では多くのプロトレーダーから支持されている確固たる実績を持つテクニカル分析のひとつです。
上のチャートのようにローソク足に対して「先行スパン1、先行スパン2、遅行スパン」が振り分けられており、それぞれが緻密な計算式で算出されています。
複雑にも見える一目均衡表ですが、“一目”(ひとめ)でわかるから”一目”(いちもく)と言う単語が使われているんですね。
でもどこを見ればええねん!?
その鍵は 雲 にあります。
雲のみで相場観がわかるからです。
単純に、「ローソク足が雲を上に抜けると上昇トレンド、ローソク足が雲を下に抜けると下降トレンド」になります。特に雲が薄いところをローソク足が抜けるとトレンド転換です。
逆に雲が厚いところをローソク足が少し抜けても、ブレイクせずに跳ね返されることがほとんどです。つまり、雲は抵抗線を意味します。→雲の中はレンジ相場
雲が厚いときは突き抜けることが難しく、ぶつかっても跳ね返されやすいのです。
このように初心者でも「薄めの雲を抜けた!トレンド転換か!」と一目で見てわかります。そのため、一目均衡表のグラフを参考に、移動平均線やボリンジャーバンドと組み合わせて使う人がたくさんいます。
ぜひ一目均衡表もマスターしてください!